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2009年5月13日 (水)

鴨川ホルモー

~京都が熱い!いや、生温かい?~

2009 日
監督 本木克英



最近、京都が面白い。
京大出身の森見登美彦という作家の作品がけっこう好きです。
そしてこれは、
同じく京大出身の作家、万城目学が原作の映画化です。

どちらも、京都での生活を踏まえていて、
かつての自分(京大生)の生活圏が
多く舞台となっているようです。

そんなに京都の地理に明るくないのですが、
なんとなくわくわくします。
少しでも京都に詳しければ、
あるいは京都で学生生活をおくったことがある人だったら、
それは楽しいものになっているんでしょう。
そんな気がします…。

そうそう京都といえば、
西尾維新という作家も京都出身です。
さきの2人とは作品の毛色がずいぶんと違いますが、
ある主人公の京都での大学生活描写には、
同じものを感じました。
こうして、イメージだけで、
わたしの京大生(に限らず?京都の大学生?)像が
出来上がってしまうのです。勝手なものです。



京都らしく、葵祭の場面から始まります。


猛勉強、二浪の末、京大に合格した安倍明(山田孝之)だが、
念願だった京大合格を果たすも、
すっかり無気力に陥っていた。五月病か?

入学以来友だちとつきまとっている(安倍本人語りでは)
帰国子女で日本文化オタクの高村(濱田岳)と、
葵祭の行列エキストラでバイトをしていた。

その帰り道、「京大生ですね?」とサークルの勧誘を受けるのだった。


”京大青竜会”と名乗るサークル。
「ふつうのサークルですよ」と、
やたら「ふつう」を連呼するところから、すでに怪しいです。
しかもサークルを仕切る菅原真役の荒川良々がまた怪しい。

しかし、そんな怪しいサークルに
安倍は高村と一緒に入ってしまうのです。

なにをするサークルなのか、なかなか明かされません。
でもわたしは予告などの前知識がはいっているので、
安倍たち新入生と同じ気持ちで見られないのが残念です。

とうとう、祇園祭の夜、
1000年もの伝統ある”ホルモー”の説明がされ、
それを行うサークルであることを知らされます。
ここに至って、もうおもいきり、怪しい。
しかし、好奇心も手伝い、
彼らは、だれ一人やめることなく、
ホルモーの特訓を受けるのです。

ホルモーの設定が非現実ではあるものの、
なんとなく京都らしいと、受け入れてしまいます。
また、いかにもゲーム世代っぽい競技でもあります。
が、
大真面目にホルモーに取り組む姿や、
サークル内での恋愛、友情など人間関係のドラマは、
いわゆるふつうの大学生サークルを舞台にした
青春モノといっていいと思います。

トンデモ話しのコメディかと思えば、
そこまでハジケた笑いはなく、
それこそ、生温い感じの雰囲気が漂う
独特の世界を持った作品でした。

山田孝之は、こういううだっとした大学生役も
よくあっています。
栗山千明も、いいですね。
メガネっ娘の法則、メガネを取ると美人なんです。
メガネより髪型の問題か?

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映画に関するメモ」カテゴリの記事

コメント

ごぶさたしてます~(><。。)
最近、気持ち的に余裕がなく
ネットから離れている毎日でした。

「鴨川ホルモー」
ちょうど、昨日だんなが一人で
見に行ってきました。

どうしても見たいから一人で見に行ってくる
っというのでそんなにいいものかと
疑問に思っていたら
京大生の話なんですね。
京大出身のダンナにとっては
懐かしい風景がいっぱいだったようで
絶対はずせない映画だったんでしょう

私は、根本的に
「鴨川ホルモー」を
千葉の鴨川シーワルド付近の温泉街の話
だと思い込んでいたので
京都の話と聞いてびっくりです。

ちょっと見てみたかったな~。
京大生・・怪しいやつばっかりなんだろうな・・・。

投稿: 真穂 | 2009年5月15日 (金) 12時12分

>真穂さん

そういえば、そうだった。
京都で大学生活をおくった人が
こんなに身近にいたとは!!
こうして京大生のイメージが作りあげられていく~

映画は、どうだったんでしょうね?
京大OBの感想が聞いてみたい。

葵祭の行列エキストラは、
京都学生の定番バイトなのかな~?とか思ったり。

京都が舞台っていうのに限らず、
学生時代のアホなノリとかもあって、
楽しんだんじゃないでしょうか。

鴨川シーワールドがらみでも、
それはそれで、ちょっと見てみたいかも

投稿: しひろ | 2009年5月15日 (金) 13時47分

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